ボンズ野球スクールです。
本日はボンズ野球スクールが大切にしている想いについて皆様にも知っていただきたくブログを更新します。
ボンズは野球を好きになってもらいたい。野球を楽しんでもらいたい。
という想いで設立したクラブです。
クラブが一番大切にしていることは、「野球を楽しむこと」です。
育成年代(小学生)までは、基本的には野球の楽しさを知ることがメインで、技術的なことを学ぶのはその後で良いと考えています。
そのように考える要因には3つあって、
①経験上、野球のあたり前は変化していく
②楽しむことが結果的に上達への近道になる
③細かい技術よりも運動神経を良くさせることが大切
というものです。それぞれを紹介していきたいと思います。
①経験上、野球のあたり前は変化していく
これは野球界だけでなく、スポーツ界全体に言えることと思いますが、近年のインターネットの普及とテクノロジーの進歩によって、
野球においても技術面の進歩は目覚ましいものがあると思います。
少し前までは、投手が140kmのボールを投げれば即プロ注目の逸材。という時代でしたが、現在では地方の一般的な公立高校でも140kmのボールを投げる投手がいたりと、球速がどんどん速くなっています。
これは、投球フォームにおけるバイオメカニクス(身体をどう使えばより速い球が投げられるのか)の進歩や、それに伴うトレーニング方法や、休息の仕方、食事の摂り方など多くのことが解明されたからと思いますが、そこにYouTubeなどのインターネットが誰でもその情報にアクセスできるようにしてくれたことで、野球界全体の技術向上へ繋がったと考えています。
また、バッティングにおいても昔は「上からボールを叩いてゴロを打つ」ように指導を受けていた方も多いのではないでしょうか?これは上記の例とは逆で「上から叩いてゴロを打つ」ことの本当の指導の意味やメカニズムが正しく周囲に伝わらず、その言葉だけが伝播していった結果ではないでしょうか。
その後、最もヒットになる確率の高い打球角度やバットの角度などが解析されたことにより「フライボール革命」というこれまでの概念になかったまさに革命的なメカニズムが確立されてきました。
ここで注目したいのは、上から叩くのが良いか、下から打ち上げるのが良いかではなく、「野球にとっての当たり前はどんどん変わっていく」ということです。
※2023年現在はホームランが確立よく出ることが注目されていますが、例えばメジャーでは各ベースが大きくなったり、牽制球に制限ができたことで盗塁に関する進化が起こりこれからのメジャーリーグでは足の速い盗塁がたくさんできる選手の需要が高まっていきそうです。
ボンズでは、このような変化があった時にその変化に柔軟に対応できる能力こそが育成年代に身につけるべき能力だと思います。これは社会に出てからも同じで、フレキシブルに対応できる能力は、まさに激動の時代を生きていく我々やこれからのお子様たちにとって最も大切な能力ではないでしょうか。
②楽しむことが結果的に上達への近道になる
楽しむことが「もっと上手くなりたい。上手くなるためにはどうしたらいいのか。」という向上心や探究心を生み出し、自分で考えてトライアンドエラーを繰り返すことで野球が上達し、上達を実感するとさらに野球が楽しくなる。その繰り返しがお子様の野球上達に通じると思います。
ここで大切なのは「自分で考えて行動してみることができること」だと思っています。
しばしば野球は他の球技と比べて、チームの作戦通りに動くことが要求される為、いわゆる「指示待ち人間」になりがちと言われることもありますが、実際はそんなことはありません。自ら考えて動く能力は野球でも求められますし、その能力によってライバルとの能力に差が生まれていきます。
経験上、自分が興味のある事に関しては勝手に調べたくなり、やってみたくなるものです。まずその土台となるのは野球自体を楽しいと感じられる事。そしてその「興味を持つことで向上心が芽生えて成果を出した」経験は、将来野球以外のこと(例えば仕事や新しい趣味など)においても必ず活きてくると信じています。
もちろん、自ら興味を持って技術向上を願うお子様には上達のためのヒントを沢山あたえて、一緒に上達や技術の習得を目指していきます。
③細かい技術よりも運動神経を良くさせることが大切
①でもお話ししたように、ボンズ野球スクールは、育成年代においては環境の変化に適応していく能力が大切と考えています。
では具体的にその能力はどのように身につくのでしょうか。
我々はの考えは、「頭で理解したことが実際に身体の動きとしてズレなく表現できる能力」を向上させることが求められると考えています。
例えば野球においては、バッティングにおいてボールの中心の7mm下をレベルスイングでミートしたい。と考えたとします。
そう頭で理解したとしても、実際は自分が思い描くスイングと実際のスイングには開きがあります。このズレを修正していく能力の高さが、わかりやすくいうと「運動神経が良い」ということになると思います。この能力が高いと、ボールの中心の7mm下でなく、上を叩くと変化があった時にも順応が容易にできるようになります。自分の思った通りに身体を動かせる能力を小さいうちから鍛えておくことが大切だと考えています。
このようにボンズ野球スクールでは「野球を楽しむ」ということを重視しています。
細かい投球や打撃技術というよりも、どうやったらもっと遠くまでボールが投げられるようになるか。どうやったら遠くまで打球が飛ぶようになるか。そんな事を一緒に考えながら、楽しく野球をプレーする中で、お子様が夢中になれることを見つける手助けができればと思っています。
野球スクールって...?
ボンズ野球スクールは、みんなに野球を好きになってもらいたい!楽しんでもらいたい!そんな想いでスタートした野球教室です。先進的な少年期の育成システムを海外などから積極的に取り入れているサッカーなどの、他競技からヒントを得て開講に至りました。
野球を始めてみたいけれど、続けられるか不安だった人や、普段は別の習い事やスポーツをやっている人、すでに野球少年団に入っていて、さらにレベルアップしたい!と考えている人にオススメです。