こんにちは!ボンズ野球スクールです。
僕たちは北海道の旭川市で「野球スクール」を運営しているのですが、野球の業界ではまだまだ「スクール」といった業態は珍しく、
「野球スクールってなんなの?少年団とは何が違うの?クラブチーム?」といったご質問をいただくことも多いです。
実際には、野球スクールの定義はいろいろあるのかも知れませんが、ここでは我々ボンズ野球スクールが思う「スクール」についてと、我々が目指していることについて簡単に解説させていただきます。
野球スクール?
野球スクールという言葉自体あまり馴染みがないもののような気がします。(もしかしたら関東や関西などでは既に一般的かも知れませんが)
僕たちが考えているスクールは、週に1回程度のいわゆる習い事のような形で野球というスポーツに触れてもらい、
野球自体の楽しさはもちろん、チームスポーツや球技としての特性を学びながら社会性を身につけてもらう機会を提供する場所。というものです。
そんなスクールを作りたいと考えたのは、野球に触れる機会が減少しているという危機感からでした。
一昔前までは、公園などでも気軽に野球が出来ましたが、今は色々な事情で、子どもだけで野球をプレーする機会がグッと少なくなったと聞きます。
(子どもの頃は気軽に見ていたドラえもんやサザエさんで打球が隣のお家へ飛んでいき、「ガッシャーーン!!」なんて今のご時世で考えたら結構ゾッとします)
でも、野球をやろうと思ったら少年団に入るくらいしか選択肢はなく、野球は「ガチでやる」か「やらないでおく」かの2択になってきているように感じたのです。
もちろんこれは少年団を批判しているわけではありません。自分自身も小学生時代に野球少年団に入っており、もし人生をもう一回やり直したとしてもまた野球少年団に入っていると思います。
僕みたいな野球大好きで、自分が打ち込むのはこのスポーツだ!と思えている人にはとても素晴らしい環境だと考えています。
ボンズ野球スクールをきっかけに野球が好きになり、もっとプレーしたい!という気持ちから少年団に入ったという子どもたちも実際にいます。
気軽に野球を楽しめる機会を提供したいと始めたスクールですが、僕たちは野球スクールには大きく2つの役割があると思っています。
1.興味持ちたての層や楽しみ重視の子が気軽に通える「野球との接点」を提供する
2.特定の技術(打撃や投球など)を専門的に教えたり、補助的な意味合いで参加するスクール(勉強でいう塾のような)
「勝利至上主義」<「選手至上主義」
僕たちは、楽しむことを通じて野球を好きになってもらう事、野球が上手になることを大切にしています。
その中で、僕たちが心がけているのは「プレーヤーズファースト」。子どもたちの成長を優先に考え、それをコーチがサポートするというカタチです。
特に野球を始めたばかりの子たちには、野球だけでなく、身体を動かすことやスポーツの楽しさを味わってもらいたいと考えています。
将来的に別のもっと夢中になれる事(スポーツでもそうでなくても)が見つかったときにも役に立つ全身運動や考え方、目標設計能力などを学んでもらいたいと思っています。
僕たちは以下の4つのステップを経ながら野球というスポーツを楽しんでもらいたいと考えています。
STEP.1 あらゆる球技に繋がる全身運動の習得
STEP.2 野球の楽しさ、チームスポーツの基礎を味わう
STEP.3 野球の基本技術や、コーディネーション能力の向上
STEP.4 戦術の理解、フェーズ毎の細かな技術獲得
※それぞれの詳細はまた別の機会にお話しさせて頂ければと思います。
小学生の年代はとにかくプレーする機会を増やし、活動する中で学ぶ時間を多く取るようにする。ということを意識したカリキュラムを組んでいます。